ランナーのためのランニング障害SOS

まつだ整形外科クリニック

夜ランについて

2013年12月4日

こんにちは!ランニング障害SOSサイトを運営している日本医師ジョガーズ連盟会員ランニングドクター(整形外科医)の松田です!

あなたのお気に入りランニングコースはありますか?

私は週末ランがほとんどですが、近所の荒川の土手か、地元のスポーツ運動公園の2パターンが多いです。

先日、運動公園の4.5キロコースを走っていたら某女子高の生徒が競歩の練習をしていました。

たまたまほぼ同時に走ることになったのですが、は、速いですね~!

キロ5分程度だったでしょうか。

ついて行くのがやっとでした(^^;一流クラスではキロ4分で走る、いや歩くそうですから早いわけです(^^;

さて、あなたは「朝ラン」派ですか。それとも「夜ラン」派でしょうか。

今回は「夜ラン」についてお話しします(^^

夜ランのメリット

仕事の後に走っている夜ラン派は多いと思いますが、あなたはどうでしょうか。

●体を強化

生理的に疲労回復物質や成長物質は夜に多く出ます。したがって、夜に走ることで、より体を強化することが期待できます。

●濃い練習が可能

早朝ランと違い、1日活動していますので身体はすでに動いてほぐれている状態です。

もちろん、最低限の準備運動は必要ですが、朝よりは楽な状態で走ることができます。

そのため、スピード練習など濃い練習メニューをこなすことが可能です。

また、ランニングクラブなどの練習会などにも参加できるために、楽しく充実した練習が可能です。

●質の高い睡眠を得られる(負荷をかけすぎない場合)

1日の(仕事)疲れを走ることによってリフレッシュできます。

また、無理しない範囲でのランニングは副交感神経が優位になりやすく、質の高い睡眠が期待できます。

夜ランのデメリット(注意点)

●無理すると疲労蓄積

質の高い練習は可能ですが、あまり無理して負荷をかけすぎると、翌朝に疲労が残ります(^^;

また、かえって交感神経が優位になり睡眠が浅くなる傾向があります。
各自で走りの質と強度は調節することが大切ですね。

また睡眠の2時間ほど前には走りを終えることをお勧めします。

●夜間の道路では危険がある。

夜間は道が暗く、危険を伴います。

リフレクターがついたキャップやウエアなどのアイテムを装着して走るなどの工夫が必要です。

いすれにしても、各自の生活リズムに合わせて「朝ラン」「夜ラン」を使い分けましょう(^^

あとがき

私の場合はほとんど「夜ラン」の経験がありません(^^;
仕事から帰宅すると気力が失せていて走れません(涙

毎日の仕事に全力を尽くしていると言えば聞こえはいいですが、単に医師が弱いだけのような…

まだまだ修行が足りないようです(^^;

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