ランナーのためのランニング障害SOS

まつだ整形外科クリニック

インナーマッスル 1

2013年11月28日

こんにちは!ランニング障害SOSサイトを運営している
日本医師ジョガーズ連盟会員ランニングドクター
(整形外科医)の松田です!

このサイトを初めて1か月ほどになりますが、
多くのランナーのみなさんに紹介していただいています(^^

なかでもあの金哲彦さんがFacebookとTwitterで
紹介していただいて、一気にユーザーが増えました♪

感謝・感激です(^^

少しずつ充実させていきたいと思っております。
今後ともどうか宜しくお願い致します♪

さて、今回は最近特に重要視されている
「インナーマッスル」についてお話しします。

インナーマッスル inner muscle

インナーマッスルとは、身体の内側にあり、表面からは見えず、
骨や内臓などを支える筋肉のことを言います。

身体表面からは触れないために、あまり意識されないこと
が多いですね。

また、一般的なトレーニング、たとえばダンベルや
トレーニングマシンを使用した筋トレでは鍛えいくい筋肉です。

●インナーマッスルの働き

インナーマッスルは姿勢を身体の外側の筋肉である
アウターマッスルの大きな働きを補助する役割があります。
さらに姿勢を保ったり、関節を安定化させ、
身体の芯を安定させるために、運動能力やパフォーマンスを
引き上げるのに重要な働きをしています。

ダイエットにも効果があると報告されており、
インナーマッスルを鍛えることによって、基礎代謝が上がり、
脂肪燃焼が期待できます。

●インナーマッスルはどこにある?
インナーマッスルは体のどこにあるのでしょうか?

インナーマッスルは、股関節、肩関節や体幹部にあります。

代表的なのが、背骨と大腿骨、骨盤をつなぐ腸腰筋
(ちょうようきん)、肩関節周辺にある回旋筋群や
体幹部の腹横筋や骨盤底筋群があります。

●インナーマッスルの鍛え方
インナーマッスルはアウターマッスルよりも疲労しにくく、
持久性に富んでいるといわれています。

そのため、中程度の繰り返し行う有酸素運動が効果的です。

ヨガやエアロビクス、太極拳、水泳やプールでのウォーキング、
そしてジョギング、サイクリングなどが挙げられます。

●インナーマッスルのまとめ

✔インナーマッスルは身体の内側にあり、骨や内臓を支える筋肉
✔内臓機能や運動パフォーマンスの向上に効果がある
✔中程度の有酸素運動を繰り返し行うことが効果的

あとがき

インナーマッスルはかなり注目されていますね。

イチロー選手のトレーナーである小山裕史氏などの影響も
大きいと言われています。

最近では多くのスポーツ選手や指導者の間でトレーニングが
されており、私達市民ランナーにもその重要性が知られるように
なってきました。

次回はランナーにとって大切な「腸腰筋」についてお話します(^^

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