ランニングは死亡率を下げる!
2014年8月25日
こんにちは!ランニング障害SOSサイトを運営している日本医師ジョガーズ連盟会員ランニングドクター(整形外科医)の松田です!
いかがお過ごしでしょうか。
夏を制するランナーは冬を制す!とばかりに暑さに負けずにしっかりと走り込んでいるランナーも多くいるでしょう。
私は古傷の故障中で長距離は走れませんが、それでもボチボチと頑張っています(^^;
さて、私達ランナーにとっては大変嬉しい論文が出ました!
今回はあなたに紹介します!
ランニングが死亡率を30%減らす!
米国心臓病学会で発表された論文で、Journal of the American College of Cardiologyに掲載されています。
原文はこちらから
↓ ↓
http://www.cardiosource.org/en/News-Media/Media-Center/News-Releases/2014/07/Leisure-Running-JACC-PR.aspx(ブラウザに張り付けてご覧ください)
研究グループは、成人5万5137人(18‐100歳)を対象として、15年間以上にわたり観察しました。
その結果、ランニングをする者の方が、しない者と比較して
✔全死亡リスクが30%低い。
✔心疾患・脳卒中死リスクが45%低下
✔平均寿命が3年長い。
さらに、公衆衛生の観点から、集団の死亡リスクを低下させるためには、ランニングの推進は、喫煙を控え、肥満や高血圧を予防することと 同じくらいに重要であるという結論しています。
ちなみに。
本研究によって、ランニングの時間が51分未満、距離が6マイル(約9.6km)未満、速度が時速6マイル未満、1週間に1‐2日だけランニングをする参加者も、ランニングをしない者よりも死亡リスクが低いことを示しています。
つまり少し走るだけでもいい!わけです(^^
また、ランニング時間が1週間に1時間未満の者における死亡率への影響は、1週間に3時間以上ランニングする者と変わらないそうです。
さらに、ランニングを継続(平均6年間)した者については最も高い効果が見られ、全死因死亡リスクは29%低下し、心疾患死または卒中死のリスクは50%低下したことが判明しました。
ランニングの継続が最も効果的!
ランニングを継続(平均6年間)した者については最も高い効果が見られ、全死因死亡リスクは29%低下し、心疾患死または卒中死のリスクは50%低下したことが判明しました。
筆頭著者であるDC (Duck-chul) Lee氏は次のように述べています!
「身体運動をするに当たってランニング時間は大きな壁の一つ。本研究の結果は、国民がランニングを生活に取り入れて継続するきっかけとなり、健康維持と死亡率低下につながる可能性がある」と述べている。
私達ランナーにとっては嬉しい結果ですね(^^
あとがき
あっという間に8月も残りわずかとなってきました。
ここ熊谷は連日の猛暑ですが、それでも朝晩は少し涼しくなってきました。
今日はまる高夏合宿 in 赤城に日帰りコースで参加させて頂きました。
4時起床、4時半出発。
6時に集合場所へ到着。気温何と16度!
涼しいというより肌寒かったですね(^^
1時間半ほどかけて覚満淵のほうをゆっくり散歩。熊谷とは別世界。
空気はおいしくひんやり(^^
マイナスイオン充満していました~。
朝食後、大沼を約2時間かけて4周走りました。
1週5キロコースですが、皇居と違いアップダウンも多く練習にはとても良いコースです。
とにかく涼しくて、夏場には最高ですね!
多くのランナーが走っていました。
旅館のお風呂に入り、ゆっくりくつろいで昼食をとり解散。
それでも2時前には自宅に到着。
有意義な日曜日でした(^^
病みつきになりそうな予感♪