入谷式足底板について
2017年3月14日
こんにちは(^^♪
理学療法士の長山といいます。
インソールはランナーにとって重要ですよね。
今回は当院で作成している入谷式足底板(オーダーメイドインソール)をご紹介いたします。
一般的なインソールは足の型を採る台に乗って型の採型が終わってしまいますが、入谷式足底板は全て手業で行い、作成過程が一般的なインソールとは全く異なります。
以下が作成過程となります。
①歩行分析
![](https://run-care.com/wp-content/uploads/2017/03/20170314-01.png)
専門的な知識、技術を持った理学療法士が歩き方、走り方を分析します。
同じような膝の痛みでもその人によって膝に生じる負担は違います。
足首から負担が生じている人や、上半身から負担が生じている人等様々です。
原因となっている部位を分析出来ないとよいインソールは作成出来ません。
②テーピング、パッド評価
![](https://run-care.com/wp-content/uploads/2017/03/20170314-02.png)
テーピングや0.5mmのゴム板を足の裏に貼り付け、歩き方や走り方を分析していきます。
体重を外側と内側どちらにかけるのがよいか。蹴りだしは内側がいいか、外側がいいかなどを詳しく評価していきます。
人には必ず個人差がありますので、それぞれに適した足の形や歩き方、走り方をこの評価で確認します。
③インソール作成
![](https://run-care.com/wp-content/uploads/2017/03/20170314-03.png)
先ほどの評価結果をもとにグラインダーという機械でインソールを作成していきます。
④完成
![](https://run-care.com/wp-content/uploads/2017/03/20170314-04.png)
完成したインソールになります。
実際に履いていただいてフォームを確認しながら調整していき完成となります。
終わりに
作成には時間がかかりますが、身体の細かいところまで入谷式足底板で調整していきます。
入谷式足底板は特殊な技術が必要なるため、作成できる施設は多くありません。
当院では現在まで500足作成している技術者が在籍しています。
走ると身体に痛みが生じる方やフォームが崩れやすい方などぜひお試しください。
本日はお読みいただきありがとうございました。
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