外反母趾(がいはんぼし)
2013年11月6日
こんにちは!
ランニング障害SOSサイト運営している市民ランナー整形外科医の松田です!
現在、みなさんに向けて「無料レポート」を執筆しています。読んで得する濃い内容になりそうです(^^
このサイトでアップしますので、完成までお楽しみに~♪
さて、<足のランニング障害>における過剰骨障害について
説明します。
三角骨障害
三角骨は足関節の後方に位置する過剰骨(副骨)で、これによって痛みを呈するものを三角骨障害と言います。
多くは、足関節を下に反る(底屈)ことが多いクラシックバレエやサッカーなどで多く見られます。
ランニングのみでは症状が出ないことがほとんどですが、捻挫などを契機として痛みを呈することがあります。
●症状
典型的な症状としては、走るときやサッカーのインステップキックで足関節の後方に痛みが生じます。
また、足関節の底屈によって疼痛や圧痛を認めます。
また、三角骨近傍を長母趾屈筋腱が走行しているために、腱鞘炎を伴うことがあります。
●診断
上記の症状に加えて、X線撮影で距骨後突起部分に三角骨を確認できます。CT,MRIでより詳細にわかります。
●治療
テーピングによる底屈の制限を行います。また、内服や注射による鎮痛処置を行います。
なお、改善しない場合は三角骨摘出術を行います。
最近では関節鏡視下手術で行うようになっているため、術後の早期回復が期待できます。
三角骨障害のまとめ
✔底屈によって足関節後方に痛みを呈する
✔ランニングでは捻挫を契機になることが多い
✔テーピングによる底屈制限を行う
✔関節鏡視下手術で可能になっている
—-あとがき—-
走った後のビールは格別ですが、仕事を終えてからのビールもたまりません(^^
それでも週に2,3日の休肝日を作ると、身体が軽く体調がいいですね~♪